シーズン2エピソード13
THIS IS US : SEASON 2, EPISODE 13
- THAT'LL BE THE DAY -忘れられない日
That'll be the dayは
オープニングで老夫妻がダンスをしていた曲です。
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(4:30~)
If we're slowing our roll fixing
these crappy apartments,
the least we can do is bring a schmear.
I've been watching too much
Seinfeld, too.
「長期戦ならそれくらいしなきゃ」
「サインフェルド流だ」
slow your roll
「落ち着け、冷静になれ」
「あのひどいアパートを腰を据えて直すなら
シュミアを持っていくことくらい最低限しなきゃ」
schmearはベーグルにたっぷりとクリームチーズを塗ること。
”Can I get a bagle with schmear?”←カフェで
Seinfeld
”となりのサインフェルド ”
アメリカの国民的コメディドラマ
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(8:40~)
I didn't slow my roll.
And you're right.
That was a very fast roll.
My roll got its steam by the second.
「”ペースを落とせ”だろ?」
「確かにかなり先走ったしどんどん加速した」
steamは「蒸気」
get up steam
〔汽車や汽船の機関士が〕蒸気圧を高める
表現パターンgain [gather, pick up, get up, put on] steam
〈比喩〉〔乗り物などが〕速度[スピード]を上げる、加速する【英辞郎より】
by the second
「秒刻みで、刻一刻と、どんどん」
roll「回転する、転がる」という動詞ですが、 けっこう色んな使い方をするみたいです。
Ready to roll? 「準備できた?」
You’re on a roll! 「絶好調だね!」
Roll with it. 「そのまま身を任せな、臨機応変にやって」
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(23:50~)
He's already been gone
longer than we had him.
「一緒にいた時より長い」
be gone いなくなった状態をあらわす+現在完了
比較級が使われていて
we had him「俺たちが彼と一緒に過ごした(時間)」よりも長く「彼はいない」
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次回”スーパーボウルの日”から学びます。
シーズン2エピソード12
THIS IS US : SEASON 2, EPISODE 12
- CLOONEY -謎の恋人
原題のCLOONEY「クルーニー」はウィリアムの猫の名前です。
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(2:50~)
Quit moping. We're gonna go
to the mall, get you a new suit.
「モールでスーツを買ってやる」
quit ≒ stop
stop ~ ing ~することを止める
mope ふさぎこむ、ぼーっとしている
Quit moping.
「いつまでも落ち込んでないで,うじうじするな」
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(7:20~)
Because, uh... well, my therapist said
it's okay to go nuts on sugar right now.
「セラピストが糖の摂取は構わないって」
またgo nutsが出てきました。
go nuts「遠慮しないで好きなだけやる」
前回は返答として「いいよ,やっちゃって」という場面でしたが,
ここではit's okay to ~「~するのは大丈夫です」の動詞の部分に使われています。
「糖の摂取」go nuts on sugar の前置詞がonであることも覚えておきたいです。
このあとミゲルが
You know, I think I'll tag along.
「私も行こう」と言います。
tag along「一緒に行く、ついて行く」
シンプルな文ですが,意味を知らないと~っていうやつですね。
Can I tag along?(一緒についていっていい?)
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(35:20~)
Hey. Thanks for indulging me.
This better be good.
「来てくれてありがとう」「いい話よね?」
indulge 他動詞
〔過度に人を〕甘やかす、ほしいまま[気まま]にさせる
Indulge me. : 私のわがままを許してください。/私の頼みを聞いてください。/ぜひ聞いて[話して]ください。◆【直訳】私を甘やかしてください。◆【場面】相手にとっては気が進まないことだろうが、話者の頼みを聞いてほしい。例えば「この話は退屈かもしれないが、我慢して聞いてください」と頼む場合や、「説明するのは面倒だ」と言う相手に対して「そう言わずに、ぜひ説明してください」と頼む場合。【英辞郎より】
indulge からここでの「来てくれてありがとう」は,気が進まないことについて来てくれてありがとう,だと分かります。
This better be good.
「Goodじゃなかったら承知しないぞ!」という意味。
疲れてるから出かけたくないところを、無理やりどこかに連れて行った時などに、言ったりするフレーズらしいのでこの場面にぴったりですよね。
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ウィリアムの知られざる?一面にせまるエピソードでした。
いよいよジャックの死の真相に近づいてきました。
次回,エピソード13”忘れられない日”から学びます!
シーズン2エピソード11
THIS IS US : SEASON 2, EPISODE 11
- THE FIFTH WHEEL -家族セラピー
fifth wheel
(四輪の車で)予備車輪
無用の長物 《人・もの》
(19:30~)
I guess, my entire childhood,
I always felt like
I came in second to you two.
With Mom and Dad.
You know, like I was a...
like, fifth wheel of the family.
「子どもの頃兄弟の中で後回しにされてた」
「俺だけがないがしろにされてる気がした」
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(1:40~)
I'll bring him up there. We're all set.
「彼をそこへ連れて行くよ。大丈夫だ。」
be all set
準備がすっかり整っている、準備万端である
all は「すっかり、完全に」という意味。
You're all set.「大丈夫です、完了しました」もよく使われる。
これは字幕には無かった部分ですね。
細かく見ていくと面白いです。
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(4:50~)
cut him some slack.
「バカな兄貴は許してやって」
cut someone some slack
(人)に猶予を与える、(人)に息抜きをさせてやる、(人)を大目に見る、(人)を勘弁してやる,もう少し寛大な目で見てやる、理解を示す
語源は、船のドッキングの際に、ピンと張ったロープを緩めること。そこから転じて、「厳しい制限を緩める」という意味になったようです。
That I came within two inches of
separating his perfectly-coiffed head
from his body?
「あいつの首をはねたいと?」
came within an inch of ~ ing
もう少しで~するところだった
「あいつの完璧にきれいな頭を体から切り離すところだった」
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(23:50~)
I've held my tongue while you've
whined about your childhood,
a childhood which
I was there for, by the way,
which I bore witness to.
「子ども時代をグチろうがね」「あの頃のことは俺も知ってる」
hold one's tongue
口をつぐむ、黙って[言わないで・口に出さないで]おく
【直訳】舌を押さえておく
whine
すすり泣く、めそめそと愚痴を言う
bear witness to
…の証言をする、…の証人となる
お前が子ども時代を愚痴ってる間,黙って聞いてたけど,
そこにいたから証言できるけどさ
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ケヴィンとレベッカの思い出が描かれました。
明日はエピソード12"謎の恋人"から学びます!
シーズン2エピソード10
THIS IS US: SEASON 2, EPISODE 10
- NUMBER THREE ”ナンバー3”
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(2:00~)
Thanksgiving break's
right around the corner.
「感謝祭もすぐだ」
right around the corner
「そこの角を曲がったらすぐ」という意味から,場所や時期が「すぐそこ」であることを表す表現です。
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(3:45~)
Dayje.
Hey, Tater Tot.
「ディジェ」「ママだよ」
テイタートットは、アメリカの冷凍食品会社オレアイダの登録商標。
すりおろしたジャガイモを揚げた小さな円柱形のおかず。
tater 〈米方言〉ジャガイモ◆可算◆【語源】potatoの転訛。
tot〈話〉小さい子ども、ちび、小児
愛称のDayjeと呼んだあとで,「おちびちゃん」のような感じで呼びかけたのかなと思いました。字幕では「ママだよ」となっています。
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(9:50~)
Now I'm done.
「以上です」
「終わった」「できた」「疲れた」「もうやめた」など,非常によく使われる表現。
“done”という形容詞には、
「終わった、済んだ、へとへとになった、消耗された」
などという意味があります。
I've done~.
似た文ですがこの場合,他動詞doの現在完了形となり,ある仕事をすべて終えたという意味。他動詞なので目的語が続く。
例:I’ve done talking. (私が話すべきことは全部話した。)
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(14:45~)
My entire high school is white.
Oh, mine was, too.
Me, three.
「高校は白人ばかり」
「俺もだ」「俺も」
“too” と “two” が同じ発音だからというダジャレらしいのですが,
この表現は知らなかったです。面白いです!
"I want to go to Kyoto."
"Me too."
"Me three."
"Me four."
「京都へ行きたい」
「私も」
「私も」
「僕も」
…と続くそうです。笑
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ケヴィンは飲酒のスピード違反で逮捕されてしまいます。
しかもテスも一緒だった…!
ラストのランダル&ベス
I'll kill him.
Not if I don't kill him first.
Not if ~は直前の内容を if 以下のことを条件として否定している。
省略されているものを補うと
(You will) not (kill him) if I don't kill him first.
「あなたは彼を殺さないでしょう、私が彼を殺さない限り。」
字幕ではシンプルに「私が先に殺す」となってました。
すごく英語的な用法なので,けっこう理解するのが難しいですね。泣
*相手からSee you later.と言われた際の返答として*
Not if I see you first.
省略されているものを補うと
(You will) not (see me) if I see you first.
「私が先にあなたを見かけたら会わないでしょう」
→「私が先にあなたを見かけなかったらね」「あなたとは(できれば)会いたくないね」
「もし私があなたを先に見かけたら、私はあなたに見つからないようにするので,あなたが私と会うことはないでしょう」というような意味。「あなたとは(できれば)会いたくない」という気持ちを表しています。
ベスとケヴィンの関係性がいつもおもろいんですよね。笑
次回エピソード11で勉強していきま~す!
シーズン2エピソード9
THIS IS US
: SEASON 2, EPISODE 9
- NUMBER TWO -”ナンバー2”
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冒頭,回想シーンより
- We're pregnant.
- Oh, that's wonderful!
「私たちの子どもよ」
「最高だ」
We're pregnant.
ケイトがパートナーのトビーへ向けて言った言葉。
日本語だと「私たちは妊娠しています。」ってちょっとならないですけど,
こういうのが文化の違いかな~と思ったりもします。
別の場面でも"I"と "We"の使い分けが日本語とは違うなと時々感じます。
語学としてだけじゃなく文化的なものを感じられるのが,英語ドラマならではの面白さですね。
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(1:20~)
I think he really identifies with
Fred's whole
"Yabba dabba doo" philosophy.
「あの父さんみたいに生きたいらしい」
identify with
~に自分を重ね合わせる、~になりきる、~と一体[同じ心境]になる、~と一体感[親近感]を持つ、(人)に共感[共鳴]する、(人)に親身になる
直訳すると「彼はフレッドのヤバダバドゥー哲学に心底なりきりたいんだと思う」って感じでしょうか。
"Yabba dabba doo" は、ハンナ・バーベラ制作の原始時代の家族を描いたアニメ「原始家族フリントストーン」の有名なセリフらしいです。
1960年代に流行し,日本でも放送してたみたいですね。
主人公のフレッドは仕事終了の合図と共に、"Yabba dabba doo" と叫んで「やったー!」とばかりに恐竜のシッポから滑り降ります。
そこから転じて、嬉しいときに"Yabba dabba doo" と言ったりするようになったようです。
トビー&ケイトのシーンはギャグやウィットに富んだものが多く。
背景や文化を知っていた方がより楽しめるものが多いので,これからも色々と調べていきたいと思います。
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(9:10~)
- Pinot. Downtown? Yeah.
- Yeah, yeah.
No, I'm familiar with the job, I just...
「ピノってカフェ」
「てっきりキャンセルしたと思ってた」
この前にケイトがRemember?「忘れた?」と言って,
それを受けての会話。
Familiar with
~についてよく理解する、~に慣れ親しむ、~に慣れっこになる
「その仕事についてはよく覚えているよ,でもね…」というセリフなのですが,
アマプラの字幕では会話の流れから「てっきりキャンセルしたと思ってた」となっていました。
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(20:00~)
Okay, go call your father.
- Yeah.
- Find a phone, page him.
「父さんに連絡して」
page【他動詞】
〔館内放送・ポケットベルなどで人を〕呼び出す、〔館内放送・ポケットベルなどで人に〕連絡する
名詞の「〔本や新聞などの〕ページ」の動詞形です。
・Would you page Mr. Smith? : スミスさんを呼び出していただけますか?
◆【場面】ホテルのフロントなどで。
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ケイトの辛いエピソードですが,
傷心のケイトのために配送センターへ行って説得するトビーのシーンがまた良いんですよね。
次回"Number Three"ランダルの回です。
シーズン2エピソード8
THIS IS US : SEASON 2, EPISODE 8
- NUMBER ONE -”ナンバー1”
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Maybe I should change your sheets, too.
Yeah, no, go nuts.(3:15~)
「ああ そうして」
go nuts
「遠慮せずどうぞ」
=“Be my guest.”
=“Knock yourself out.”
「~してもいい?」などと聞かれた時、「思い切りやっちゃって」や「遠慮せず好きなだけどうぞ!」と相手に許可を与える時に使うカジュアルなフレーズ。
フォーマルな場面では、Go ahead.「どうぞ」やHelp yourself.「良かったらどうぞ」またはAs much as you like.「お好きなだけどうぞ」などが使われる。
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Uh-huh, yeah, t-tomorrow is the 20th.
Martina, what day is tomorrow?
Tomorrow's the 20th.(3:50~)
「ええ 明日が20日なので」
theの使い方っていまだによく分かりません…
本来日付の表現として「定冠詞theを付け、序数である」ことが一般的であり,
会話ではほとんどの人がつけるようです。
ただし表記になると、theやth等は省略されることが多いとのこと。
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I would take this on for you.
Okay? I would take on this
and anything else if I could.(37:50~)
「できるならお前と代わってやりたい
お前のためなら何でも代わってやりたいよ」
take on 〔仕事・責任などを〕引き受ける、請け負う
実際代わることはできないので,wouldが使われています。
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ケヴィンはランダルにアル中のことを告白するつもりが,
その機会を逃してしまうのでした。
次回Number Two(ケイト)へ続きます。
シーズン2エピソード7
THIS IS US : SEASON 2, EPISODE 7
- THE MOST DISAPPOINTED MAN-"家族写真"
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Because it feels like you're stalling,
and it's getting ridiculous.(6:40~)
「足踏み状態だし,バカらしくなってきた」
stall「行き詰まる,失速する」
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Did he seem off to you?(15:15~)
「兄貴 変じゃない?」
seem 「~見える」「~と思われる」「~らしい」「~のようだ」などの意味。
seem off で,いつもと違う様子に見える。to you あなたから見て変じゃなかった?ということ。
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So, I want to see if we can find
you a different ending here.(23:30~)
「だから別の結末を探ってみたい」
判事が,若き日のウィリアムに語り掛けるシーン。
if we can find you a different ending here
私たちは君に別の結末を見つけることが出来るかどうか
SVOO構文。
I found him a seat.
私は彼に座席を見つけてあげた。
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I've been through worse.(31:20~)
「修羅場は慣れてる」
もっと大変なことを経験してきてるから。
through「〜を通って」という意味。人や手段など「〜を介して、〜を通じて」といった用法もあります。
ここでは,「困難を経験する」という意味。
(go) through は大変なことや困難など、ネガティブなことを経験することを表す時に使われることも多いフレーズ。
He’s going through a tough time right now.
彼は今大変な時なんだ(大変な時を経験している)。
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ランダルの養子認定&ウィリアムの裁判をリンクさせたエピソード。
ラスト,ケヴィンは大切なソフィーに酷いことを言ってしまうのでした。